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Humans of Nishinoshima

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島根県、隠岐諸島の小さな島「西ノ島」で暮らす人のインタビュー記事。 島の人ってどんな暮らしをしているの?どんな仕事をしているの? そんな島暮らしの日常をお伝えしています。
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#仕事

「この島が自分に合っていると思える」離島暮らし3年目を迎える彼女と、地域のつながり

埼玉県でアパレルの仕事をしていたけれど、気付けばもう西ノ島生活3年目に突入! イベントの企画運営や島の方と移住者を繋げる活動を通して、みるみるうちに島に馴染んでいった坂本さん。 今回はそんな坂本さんと、彼女の島での暮らしに大きな影響を与えてくれている石塚さんにお話をお伺いしました。 西ノ島ならではの穏やかでふんわりな雰囲気が皆さんに伝わると嬉しいです。 ーおふたりが初めて会ったのは何がきっかけだったんですか? 坂本さん: 私最初にバスガイドに興味があって、それに同行さ

【島の観光を盛り上げたい!】「つながる 隠岐プロジェクト」の西ノ島担当者にインタビュー!

今回お話を伺ったのは、株式会社JTBから、西ノ島役場・観光定住課に出向中の村瀬さん。 「つながる 隠岐プロジェクト」の西ノ島担当として、西ノ島の観光を更に盛り上げようと日々業務に取り組んでいます。 西ノ島に来るまで 村瀬貴久です、東京都出身です。 株式会社JTBでは元々、海外旅行の旅行商品を作る業務をしていました。 主にアジア圏、特に香港やマカオはトータルで10年くらい担当していました。 コロナ渦になって2か月だけ「Go Toトラベル」の事務局に出向にって、 その頃に「

【神奈川から島根へIターン】自分で考えて行動する、離島での仕事と暮らし

今回インタビューしたのは、2022年10月-12月の「大人の島体験」を 経て、西ノ島に移住した中村さんです! 忙しくも充実した生活をしている中村さんにたっぷりお話を聞きました! ちなみに以前、西ノ島町noteで記事も書いてくれていますので ぜひ併せて読んでみてくださいね。 プロフィールーーよろしくお願いします、改めてだけど自己紹介をお願いします! 中村美穂です。神奈川県出身で、去年の10月から大人の島体験で こっちに来て、気に入ったのでそのまま就職・移住をしました。 島暮

隠岐・島前に欠かせない「隠岐観光(株)」で働くふたりにインタビュー!

今回のインタビューは、島前での生活には欠かすことのできない 「隠岐観光(株)」のお2人です。 1人目は観光船の船長である向井祐太さん。 2人目は観光船の船長で観光バスのドライバーでもある松浦創志さんです。 観光船・観光バスについては下記のサイトからご確認ください↓↓ プロフィールーー今日はよろしくお願いします!まず自己紹介をお願いします。 松浦さん(以下、松浦):松浦創志です。学校を出てから大阪に10年くらいいて、元々はレインボー(※隠岐汽船株式会社さんが管轄する、本土と

30代で西ノ島へUターン。レンタカーで島の観光を支えていく

今回のインタビューは、西ノ島の玄関口・別府港からほど近くにある 「どうぜんレンタカー」の店長である亀澤さんです。 いつも明るい気さくな方なんです! プロフィールーー今日はよろしくお願いします!改めてですが自己紹介をお願いします。 亀澤林大朗です。44歳になりました! 生まれたのは大阪なんだけど、育ったのは西ノ島です。 中学生までは島にいて、高校から松江に行きました。 走るのが得意だったので、推薦で高校に入って 高校の3年間も陸上をしていました。 ーーありがとうございます!

【離島の美容室】「来てくれるお客さんを幸せにしたい」仕事と島への思いとは

プロフィール ーー今日はよろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いします。 西ノ島でHair salon Muraoをやってる村尾勝樹です。それだけ笑 ーーえ、略歴みたいなのが聞きたいです!笑 そういうことね! 元々は和歌山で17歳くらいから自動車の整備士をやってて、 車は好きだったんだけど、人と喋りたいなと思って。 ずっと機械相手に仕事するのが嫌になって美容師に転向した。 人と接する仕事で、実家が美容室やってたから。 19歳くらいかな、美容学校通い始めたのは。 ーー

【インタビュー】隠岐の名産・岩ガキの種苗生産を支える2人

インタビューの前に…そもそも種苗生産とは 岩ガキの種苗生産は ①親貝から卵と精子を取り出し受精させる ②眼点と呼ばれる点が表れたらコレクター(ホタテの貝殻)を水槽に投入し付着させる ③1ヶ月程度陸上(水槽)で育て、その後沖に出し、海中で飼育していく ④漁業者さんに出荷する というような流れで行われています。詳しくは下記もご覧ください。 お二人のプロフィール ーー今日はよろしくお願いします。まず自己紹介をお願いします! 幕田さん(以下、幕田):幕田匠悟と言います。出身は松

島唯一の裁縫屋さん-Sewing Hiromi-

浦郷地区の道路沿いに、お洒落な看板が。 島、唯一の裁縫屋さん「Sewing Hiromi(ソーイングひろみ)」があります。 みなさんは、裁縫屋さんを利用したことはありますか? 西ノ島町は、日本海に浮かぶ、人口2,600人ほどの小さな島。 その為、本土と比べて洋服を取り扱うお店が限られています。 若い世代はネットサーフィンをしたり、旅行に行った際に服を購入したりする方が多いそう。その一方で、高齢の方は、お気に入りの服をお直しして長く着たり、人から頂いたものを自分用にリメイ