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Humans of Nishinoshima

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西ノ島にはどんな人がいるの?島で暮らす”人”のインタビュー記事です。
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#地方移住

Uターン移住の理由は何でもいい、西ノ島で”足りていること”を知ってUターンしました。

今回お話を伺ったのは、西ノ島町役場・企画財政課の梶谷さん。 ふるさと納税や離島振興に係わることを担当しています。 Uターン者目線ならではの島への思いなどをお話いただきました。 関東で進学・就職したのち故郷の西ノ島へ 梶谷大樹です。 いま29歳で、西ノ島町役場で働いています。 高校卒業まで西ノ島にいて、その後東京・神奈川で学生生活を送り、 卒業後に不動産会社に入りました。 計6年間を関東で過ごして、西ノ島にUターンで帰ってきました。 Uターン後すぐ役場に入ったわけではな

【インタビュー】穏やかな離島で、その人それぞれに寄り添った介護を

今回のインタビューは伊藤さん。 R5年度大人の島留学生として来島し、西ノ島町社会福祉協議会(以下、社協)で働いています! 東京から西ノ島へ。環境を変えて新たなチャレンジ 伊藤です。東京の田舎から来ました(笑) 島に来る前は東京の有料老人ホームで3年ほど介護士をしていました。 美味しいものを食べるのが好きです。 人見知りなんですけど、島に来てからそれが少し改善されたかなあと思っています。 福祉に興味を持ったのは、昔から高齢の方と関わるのが好きで。 元々おばあちゃんっ子だっ

「なんとなく」で来て、しっかり気に入っちゃう島、西ノ島。

こんにちは、そしてはじめまして。中村と申します。 リレー記事企画、今回は西ノ島のターンです! ということで、本格的な記事に入る前に軽く自己紹介をさせていただきます。 私は10月から「大人の島体験」という制度を利用して西ノ島に来ました。 「大人の島体験」というのは、島根県に属する隠岐諸島のうち、西ノ島、中ノ島、知夫里島の「島前(どうぜん)」と呼ばれる3つの島で行われているインターンシップ制度。 3カ月という短い期間で、島暮らしと島の仕事を体験できる制度です。 期間が1年間の

島に恩返しを-Uターンした離島で美容院を開業-

西ノ島の浦郷(うらごう)地区に モダンな外観のお洒落な美容院、Bonheur(ボナー)があります。 Bonheurとは、フランス語で幸運・幸せを意味するそう。 なぜこの名前になったのか気になるところですが・・・ まずは江馬さんのご紹介を! お店のオーナー、江馬さんは西ノ島出身。 中学校まで西ノ島で過ごし、高校はお隣の島、島後地区にある隠岐高校に進学。学生時代は、野球漬けの日々を過ごしたそう。 高校卒業後、大阪の専門学校へ進学。 大阪、松江で15年ほど経験を積み、ここ西ノ

元地域おこし協力隊の二人が、なぜ島に来て窯元を継承したのか。

「後継者求む」の文字に惹かれたーーまずは、お二人が西ノ島に来られた経緯を教えて下さい。 池田:何か将来の自分に残るような、そんな仕事をしたいと思ったからです。今まで何回か転職をしてきました。東京のデザイン事務所で4年ほど働き、田舎の世界も知りたくなり北海道のペンションで働き、それがきっかけで野菜に興味を持つようになり、最後は東京のオーガニックスーパーの野菜担当として、10年間働きましたね。季節に合わせてイベントをしたり、ディスプレイを変えたり、そうしていると1年なんてあっと

旅行で訪れた島に惚れ、移住。牛飼いとしてスローライフを楽しむ

ーー西川さん、最近の島生活はいかがですか。 スローライフ、最高ですよ。朝牛に餌をやって、夕方も牛を見に行きます。間の時間は、プールに行ったり、図書館で本を借りたり、映画をダウンロードしたり、プランターで野菜を育てたり、最近は夏に向けてサップボートを購入しました。使いたかったら自由に使ってくださいね(笑)。 放牧の牛飼いになりたかった ーー4年前に西ノ島に移住されたと聞きましたが、それまでは徳島で何をされていたのですか。 56歳まで小学校や特別支援学校で教諭をしていました。大