マガジンのカバー画像

Humans of Nishinoshima

26
西ノ島にはどんな人がいるの?島で暮らす”人”のインタビュー記事です。
運営しているクリエイター

2022年7月の記事一覧

元地域おこし協力隊の二人が、なぜ島に来て窯元を継承したのか。

「後継者求む」の文字に惹かれたーーまずは、お二人が西ノ島に来られた経緯を教えて下さい。 池田:何か将来の自分に残るような、そんな仕事をしたいと思ったからです。今まで何回か転職をしてきました。東京のデザイン事務所で4年ほど働き、田舎の世界も知りたくなり北海道のペンションで働き、それがきっかけで野菜に興味を持つようになり、最後は東京のオーガニックスーパーの野菜担当として、10年間働きましたね。季節に合わせてイベントをしたり、ディスプレイを変えたり、そうしていると1年なんてあっと

旅行で訪れた島に惚れ、移住。牛飼いとしてスローライフを楽しむ

ーー西川さん、最近の島生活はいかがですか。 スローライフ、最高ですよ。朝牛に餌をやって、夕方も牛を見に行きます。間の時間は、プールに行ったり、図書館で本を借りたり、映画をダウンロードしたり、プランターで野菜を育てたり、最近は夏に向けてサップボートを購入しました。使いたかったら自由に使ってくださいね(笑)。 放牧の牛飼いになりたかった ーー4年前に西ノ島に移住されたと聞きましたが、それまでは徳島で何をされていたのですか。 56歳まで小学校や特別支援学校で教諭をしていました。大