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【島根の離島の振り返りnote】西ノ島町、今年度はどんな1年間だった?

こんにちは、note管理人の露木です。
2024年も既に3月、早いもので私も来島から1年が経とうとしています。

そこで今回は、2023年4月からこれまでの西ノ島町を月ごとに順番に振り返ってみたいと思います。

各種イベントについてもご紹介していますので、来島される際のご参考にもしてみてくださいね。

ちなみにサムネイル画像は名所・摩天崖で撮影したものです。


4月

「夕日カフェ」

4/22(土)、国賀浜ロータリーにて、「夕日カフェ」が催されました。
サザエのつぼ焼きや隠岐誉などのお酒の販売のほか、
「わがとこ茶屋」さんによるぜんざいのふるまいもありました。

「じょんじょん太鼓」さんによる太鼓のパフォーマンスもありました。

なお、観音岩がローソクのように見える時期は、春と秋の年に2期間です。
4月20日(18:30~)から6月上旬(19:10~) 8月上旬(18:40~)から9月上旬(17:30~)が目安です。※西ノ島町観光協会HPより

5月

「ツーデーウォーク」

5/27(土)~5/28(日)にかけて、島前3島にて『第21回 とって隠岐ツーデーウオーク』が開催されました。
1日目は海士町と知夫里島、2日目に西ノ島を歩くコースとなっています。

西ノ島では国賀海岸を歩くコースが設定され、参加者の方は写真を撮り、景色を楽しみながらゴールを目指しました。


「クルーズ船寄港」

5月には2度、ドイツのクルーズ船「ハンセアティックネイチャー」が浦郷港に寄港しました。

「じょんじょん太鼓」の演奏などでお出迎えをし、お土産品の販売なども行なわれました。

乗客の皆様は国賀めぐり観光船や、国賀海岸のハイキングを楽しまれていました。

出港の際は、船で並走して旗を振りながらお見送りをしました。

6月

「まきづくり」

みなさん「まき」をご存知でしょうか?
端午の節句には柏餅を作ることが一般的だと思いますが、西ノ島では柏の葉の代わりに「まきの葉」を使ったお菓子をつくります。

保育園の子どもも、自分たちで「まきの葉」を採りに行き、「食改さん(食生活改善推進員さん)」と一緒に「まき」を作りました。

食改さんを交えた保育園での料理体験は、今年度は豆腐作りなども行なわれました。


「特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会」

6/25(日)、西ノ島総合公園多目的広場にて、ラジオ体操・みんなの体操会が開催されました。
当日の様子はNHKラジオ第一を通じて全国に生放送されました。

ラジオ体操・みんなの体操会

老若男女たくさんの方が集まり元気いっぱいに体操しました。

終了後には「かんぽくん」と記念撮影をしている方の姿もありました。

7月

「いかあ屋5周年」

2023年7月をもって、コミュニティ図書館いかあ屋が開館5周年となりました。

7/22(土)には、5周年記念イベント第1弾として、「いかあ屋夏祭り」が開催されました。
ステージブースでは太鼓や民謡、クラリネットなどの演奏が行われました。
飲食ブースでは町内の飲食店や商工会、有志団体などが出店しました。

翌日の7/23(日)には、鹿児島県指宿市立指宿図書館の館長である、下吹越かおるさんをお迎えしての読み聞かせ会とトークイベントも開催されました。

いかあ屋では今年度は「いかあ屋フェス」などイベントが各種開催され、多くの人で賑わっていました。


「高田神社例大祭・由良比女神社例大祭」

7/15(土)・7/16(日)、高田神社例大祭が行なわれました。

7/29(土)、7/30(日)には由良比女神社例大祭が行なわれました。

獅子舞が頭をぱくり

どちらの例大祭でも掛け声と共にお神輿が担がれ、大いに盛り上がりました。

高田神社例大祭でのお神輿

また、島前神楽が奉納され、多くの方が集まっていました。

由良比女神社例大祭での島前神楽

上記2つの例大祭は奇数年の開催となっており、次回は2025年の予定となっております。

8月

「精霊船(シャーラ船)送り」

西ノ島町では、毎年8月16日に「精霊船送り」が行われます。(2023年は荒天のため延期して開催されました)

浦郷地区の精霊船

 「精霊船送り」は西ノ島町に残る100年以上の歴史をもつ送り盆の行事で、各地区ごとに住民が協力して作った精霊船(シャーラ船)に先祖の霊をのせて送り出すもので、西ノ島町の夏の風物詩になっています。

船越地区の精霊船
西ノ島大橋をくぐりました

西ノ島ならではの、これからも末永く続いていってほしい行事のひとつです。

9月

「TERRACE2023」

9/9(土)に「大人の島留学生」主催による「TERRACE」というイベントが西ノ島町役場で開催されました。

流木を使ったオブジェ

飲食の出店、フリーマーケット、ワークショップ、舞台のブースがあり、大盛況となりました。

「紙を作ろう」ワークショップ
夏っぽさ満点です
ラムネも大人気でした

「ふるさと演劇」

9/16(土)、毎年恒例の中学生による「ふるさと演劇」が行なわれました。
テーマは「船引運河」と「精霊船」でした。

「想いよ届け!!」
船引運河ができるまでの西ノ島の人々の奮闘を描きました。
「あの日から、そして今日から」
「精霊船」作りを通して成長する中学生の物語です。

役者はもちろん、背景美術や音響も生徒たちが協力しながら担当しました。
当日は保護者の方をはじめ多くの方が観覧し、大きな拍手が送られました。

10月

「ハーフマラソン」

2023年で9回目となったハーフマラソン。
ハーフ、10㎞、3kmのコースが用意され、約160名の方に参加いただきました。
赤尾展望所では放牧馬が顔を出し、写真を撮るランナーの方もいらっしゃいました。

また、今年度は4年ぶりに前夜祭も開催されました。
岩ガキの酒蒸しやあら汁がふるまわれたほか、飲食ブースも出店されました。

なお、「西ノ島ハーフマラソン2024」は、2024年10月20日(日)の開催が決定しております!(エントリー開始は未定となっています。)

11月

「産業文化祭」

11/3(金)、「産業文化祭」「ギョギョギョ魚フェスタ」「ふれあいまつり」が開催されました。

恒例「餅まき」

「ギョギョギョ魚フェスタ」では稚魚の放流体験などが行われ、子どもたちが楽しむ姿も見られました。

郷土食材「なめみそ」を使った新メニューがお披露目
「姉妹町」である鳥取県江府町さんの名品の販売も
「ふれあいまつり」には子ども民謡・バンドなど
計7団体が出演しました。

多くの方が来場され、会場は皆さんの笑顔で溢れていました。


「家畜市場」

隠岐では年に3回(7月・11月・3月)家畜市場が開設されます。
11/9(木)に行われた家畜市場では、130頭が取引されました。

また、市場開始前には隠岐産素牛東京枝肉研究会において受賞をした生産者の方への表彰も行なわれました。

12月

「年末イベント」

12月に入ると、町内ではクリスマスなど年末らしい催しも。

12/21(木)、社会福祉協議会さんの「子育てサロン」と「子育て支援センターシオン」が合同でクリスマス会を開きました。

読み聞かせやゲームを楽しんだり、プレゼントを受け取ったあと、手作りケーキをみんなで美味しそうに食べていました。

12/22(金)には、社会福祉協議会さんと民生委員さん・児童委員さんにより蕎麦の配食が行われました。80歳以上の一人暮らしと夫婦世帯に配られました。

オレンジがアクセントになっていて
目にも美味しいですね
役場も年末年始仕様になっていました。

1月

「消防団出初式」

1/5(金)、消防団出初式が行なわれました。

表彰や宣誓が行なわれた後、通常点検や一斉放水が行なわれました。

迫力満点


「大雪」

1/24(水)にはかなりの量の降雪がありました。
隠岐汽船さんのフェリーも全便欠航となり、町営バスも終日運航中止になりました。

1/25(木)の別府港そばの様子

雪がたっぷりと積もった翌日の25日には、子どもたちが楽しそうに雪遊びを楽しんでいました。

2月

松山宝

2/12(月)、浦郷地区にある「常福寺」で「松山宝」と呼ばれる催しがありました。

住職と一緒に、参加者の皆さんも一部お経を読み上げます。

五穀豊穣を願う、お米と昆布が参加者ひとりひとりに手渡されました。

参加者の方と住職が用意してくれたご飯を美味しく頂きましたよ。

3月

今年度ラストの「土曜よろず朝市」

3/9(土)、今年度最後の「土曜よろず朝市」が開かれました。
恒例の野菜やお餅の販売はもちろん、子ども民謡サークルのパフォーマンスなども行なわれました。

また、3月末で任期を終える「大人の島留学生」達が手作りの豚汁をふるまいました。

美味しかったです

来場者数は今年度最高の約190人だったそうです!
来年度以降もどんな朝市が開催されるのか、今から楽しみですね。

さいごに

今回ご紹介したのは西ノ島のほんの一部!
島では日々大規模なものからアットホームなものまで、大小様々な催しが開かれています。
また、季節や古くからの伝統を感じられる行事も色濃く残っています。
ぜひ西ノ島を訪れて、肌で感じてみてください。

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