隠岐島前はカルデラの島だった!
皆さんこんにちは!
大人の島留学に参加中のノダです。
さて、突然ですが!
カルデラと聞いて皆さんは、まず何が思い浮かびますか?
私は、阿蘇のカルデラや、カルデラに水が溜まって湖になった十和田湖などが思い浮かびましたが、そういった名所が思い浮かんだ方もいるのではないでしょうか。
そもそもカルデラとは何?と思った方もいるでしょう。
ずばりカルデラとは、
噴火などの火山活動によってできた、大きなくぼ地のことを指します。
いきなり何の話をしているんだ?と思った方も多いと思いますが、唐突にカルデラという地形を紹介したのには理由があります。
なんと実は、この隠岐島前(どうぜん)はカルデラの島なのです!!
カルデラの島とはどういうこと?そう思った方もいらっしゃると思います。
簡単に説明すると、
①海底火山の噴火によって火山が海面まで姿を現す。
②地下のマグマだまりに地面が陥没し、カルデラができる。
③地殻変動や海面上昇、海食が長い年月をかけて起こる。
④カルデラ内に海水が入り込む。それと同時に外輪山は島として残り、現在の形になる。
そして、このカルデラ内に海水が入り込んで湾になり、それを囲む外輪山が島となっているという地形は、なんと世界にたった二つしかありません。
そのもう一つがギリシャのサントリーニ島になります。
世界的にもかなり珍しい地形の一部分を構成する西ノ島。
ここまで紹介してきた島前カルデラ(島前湾)は、島前三島に囲まれているため、とても穏やかで美しい内海になっています。
さいごに
西ノ島には、まだまだたくさんの美しい景色や文化があります。
そんな素敵な西ノ島の自然や文化を発信していくのでお楽しみに!